どーも、ちゃだいん(@chadain0809)です。
僕は米国高配当銘柄へ投資しており、毎月のキャッシュフロー拡大を目指しています。
米国高配当株には、たばこ株や石油株が多く、インカムゲインを目的とした集中投資をされている方も少なくありません(日本でいえばJTへの集中投資)。
一方、たばこ株や石油株などの成長に懐疑的な意見も多く、実際に、近年の株価は低迷している状況です。
懐疑派の多くは、投資対象としてハイテクセクターを推している印象があります。
しかしながら、ハイテクセクターは値動きや競争が激しく、長期投資には向かないと思っています。
そこで今回は、
ハイテクセクターのオフェンシブ銘柄としてエヌビディア(NVDA)、ハイテクセクターのディフェンシブ銘柄としてVISA、ハイテクセクターの指数としてQQQを、完全な偏見で選出し、過去のリターンを比較してみました。
VISAはディフェンシブ銘柄なのか
まず簡単に、銘柄を整理していきます。
エヌビディア(NVDA)
エヌビディアはパーソナル・コンピューター(PC)グラフィックス、グラフィックス処理ユニット(GPU)及び人工知能(AI)を中心とする会社です。
GPUというゲームやAIに使用される半導体は、世界トップクラスであり、その将来性の高さから、ハイテク投資家に人気を博していました。
しかし、2018年10月あたりから株価は急落し、現在も低迷しています。
市場の期待に少しでも添えないと、急落してしまうのがハイテク株の怖さであると言えますね。
配当利回りは0.41%
VISA
ビザは消費者、商人、金融機関、企業、戦略パートナー、政府機関を電子決済に結びつける決済技術会社です。
競合他社としては、マスターカード、アメリカンエキスプレス、ペイパルホールディングスがあります。
映画「ホームアローン」で、主人公のケビンが父親のVISAクレジットカードで支払いを行うシーンを思い出しますが、主に決済手数料とライセンス料で収益を拡大させています。
決算書などを見ると、営業利益率も高く、設備投資も多くは必要としない為、キャッシュフローも豊富です。
最近は日本でもキャッシュレス化が叫ばれていますし、今後も安泰という見方が強いです。
リスクとしては、仮想通貨が万人に定着した場合、決済方法が一新される点が挙げられますが、僕にはイメージできません。
配当利回りは0.55%
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET(QQQ)
QQQとはETF(上場投資信託)であり、ナスダック100指数の構成証券の全てを保有する。同信託の投資目的は同指数の価格・利回り実績に連動する投資成果を提供すること(SBI証券ETF情報より抜粋)。
上位組み入れ銘柄はマイクロソフト、アマゾン、アップル、フェイスブック、アルファベットと続き、これらが約40%を占めています(執筆時の割合)。
要はQQQへの投資は、ハイテクセクターの成長を取り込めると言えます。
ちなみに、2018年まではエヌビディアも組み入れ上位でした。
経費率は0.20%、配当利回りは0.81%
VISA、エヌビディア、QQQのリターン比較
年平均成長率は、VISA:28.87% QQQ:20.42% NVDA:34.29%
数字だけ見れば、エヌビディアの圧勝ですが、株価が沸騰する2016年以前から投資している人がどれだけいるのでしょうか。
そもそもエヌビディアの存在自体を僕は知りませんでした。
同期間においての最大ドローダウン(下落率)は、52.45%ですので、泣く泣く損切りした方も多いでしょう。
逆にVISAは、ホームアローンを初めて見た時から知っています。
値動きもQQQと似たような軌跡であり、安定しているのが分かります。
ここ最近の下落でも、他のハイテク銘柄に比べて下落幅が小さく、株価を戻すときの勢いも素晴らしいのもがあります。
高配当株やETF、ヘルスケアなどのディフェンシブ銘柄がポートフォリオの中心ですが、VISAの魅力を考えると、はっきり言って投資したい。
苦悩の末、One Tap BUYの口座は、ブログ「ROKOHOUSE」でお馴染みのSPXL、VISAをメインに投資することにしました。
ネット上では、グロース株とバリュー株、高配当と無配の成長株など、投資方針に関する論争が絶えませんが、自分が楽しいと思えて、利益が出るならばそれでいいのです。
「S&P500を上回らないと個別株をやっている意味がない」とよく言われますが、僕は数%程度の差は気になりません。
まだまだ初心者ですので、いろんなセクターの値動きを、実際に肌で感じて成長できればと思います。
それではまた。
Life is challenge meet it.
退職金ぶちこみ太郎さんのこの記事は非常に面白かったです。
www.butikomi.tokyo/archives/19160170.html