どーも、ちゃだいん(@chadain1986)です。
NISAについて、恒久化は見送られましたね。
富裕層優遇との事ですが、ゴリゴリの富裕層がたかだか120万円枠のNISAを重宝してるとは思えないけどな~。笑
しかしながら、諦めてはいけません。
もしNISAの非課税期間が、5年から無制限になったら、どういう投資戦略をとるべきか。
めげずに戦略を考えていきます。
Contents
NISA恒久化が実現した場合の投資戦略を考える

NISAと英国ISAの違い
そもそもNISA(ニーサ)とは、投資後進国である日本に投資を浸透させるべく、英国のISA(アイサ)をモデルにつくられた制度です。
ISA株式型 | ISA預金型 | NISA | |
---|---|---|---|
対象者 | 18歳以上 | 16歳以上 | 20歳以上 |
非課税対象 | 配当、譲渡所得 | 利息 | 配当、譲渡所得 |
口座開設期間 | 無制限 | 無制限 | 5年間 |
年間限度額 | 約1万ポンド | 株式型の半額 | 120万円 |
恒久化になると、NISAの非課税期間が5年から無制限になります。
もしそうなった場合、特に元本の少ない弱小投資家は、戦略を練り直す必要があります。
NISA枠の120万なんぞ一瞬で使い切る富裕層には影響は少ないでしょうが。。
NISA恒久化した場合の戦略① つみたてNISAのように使う
非課税期間が無制限になるので、単純計算で、月10万×12か月で、120万。
現行のつみたてNISAは投資可能額が年間40万円なので、月33,000円での積み立てとなります。
これが恒久化したNISAでは月100,000まで可能となります。
僕がつみたてNISAのように使うとすれば、月5~7万程度の自動積み立てを設定し、大きな下落が起こった場合に、スポット的に投資額を増やす作戦で行きます。
こうすることで、ドルコスト平均法の効果を高めることが可能です。
現行のつみたてNISAは、定期積立のみであり、スポット買いに対応していませんので、この点はかなり魅力的。
見方をかえれば、つみたてNISAのメリットが薄まるとも言えますね。
NISA恒久化した場合の戦略② 下落した高配当株やレバレッジETFを拾う
NISAを使って投資をする上での注意として、損益通算ができない点があります。
通常、特定口座などで購入した銘柄が値下がりしてしまい、損失を出すと、3年間の損失繰り越しが認められます。
つまり、その年の利益と相殺して税金を減らしてもらえるのです。これを損益通算といいます。
確定申告の際に、損をした口座はすべて損失として申告し、利益が出た口座のうち、合計利益が累積損失を大きく超えないものだけ選んで申告するというテクニックが使えないわけです。
NISA口座ではこの損益通算が使えないため、確実に利益を出さないと旨みはありません。
なので、僕は高配当株や値下がりしたレバレッジETFなどをNISA枠で購入しています。
しかし、現NISAは非課税期間が5年であるため、120万円分を使い切ろうとするあまり、高値つかみをしてしまう可能性があります。
少なくとも投資下手な僕は、やってしまいがち。
恒久化した場合は、非課税期間が無制限であるため、下落や暴落を気長に待つことができます。
チャンスに備えて資金をためつつ、値下がりした優良株に投資して枚数を増やしていくのです。
高配当とレバレッジETFが生み出すキャピタルゲインを確実に取りに行きましょう。
まあ簡単ではないですけどねww
つみたてNISAのように使いながら、下落時のスポット買いを織り交ぜる
非課税期間無制限を利用して、辛抱強くチャンスを待つ
妄想はさておき、NISAが恒久化することを切に願っております。
それではまた。
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